00:07 15-01-2026
Samsung傘下HARMAN、Readyプラットフォームと車載オーディオを一新—安全・更新・個別化を加速
Samsung Electronics傘下のHARMANは、自社のReadyプラットフォームと車載オーディオソリューションのアップデートを発表した。新たな“road-ready”製品群はすでに自動車メーカーが統合可能な状態で提供されており、キャビンへのデジタル機能の取り込みを簡素化しながら、開発を加速させる狙いだとしている。
同社は、AIがもはや前提になった今、差を生むのは技術の有無ではなく実装の質だと強調する。安全性と実用性、そして車両ライフサイクル全体でアップデートを届ける力に軸足を置く――そんなメッセージだ。派手なスペックよりも、練り込まれた作り込みを重視する姿勢が印象的だ。
ソフトウェア定義車両(SDV)向けには、クラウド上での作成・テスト・検証を担うReady CQuence Loop、重要度の異なるシステムを分離するType-1ハイパーバイザーのReady CQuence Run、さらにOTA、Smart Delta、Ready Link Marketplaceといったアップデート系ソリューションがそろう。OTAは8,000万台超の車両でサポートされ、カタログには190を超えるアプリや機能が用意されているという。
オーディオのパーソナライゼーションでは、4つの独立したメディアゾーンを備えるReady StreamShare、シグネチャーサウンドを合成するHALOsonic、AIで強化するHARMAN Branded Audioを展開。単に数値を追い立てるのではなく、車内のキャラクターづくりと快適性の磨き込みに重心を置くアプローチが見てとれる。
安全関連では、ドライバーと乗員をモニタリングするReady Care、4G/5Gと衛星接続に対応するReady Connect、V2NアラートのReady Awareをラインアップ。これらは2026年以降に登場する新型車や、次世代のデジタルプラットフォームをターゲットにしている。