日産ヴァーサ2027年型の改良版がメキシコで発売
日産が2027年型ヴァーサをメキシコなどで発売。米国ではクロスオーバー人気でセダン市場が縮小。改良版のデザインや装備アップグレードを解説します。
日産が2027年型の改良版ヴァーサを発表したが、このモデルはメキシコなどの市場でのみ販売される。米国では、このセグメントは事実上消滅し、より人気の高いクロスオーバーに道を譲っている。
セダンが市場から撤退
米国におけるサブコンパクトセダン市場はほぼ死に絶え、ヴァーサの撤退はこのトレンドの象徴となった。実用性の高さと高いシートポジションを求めて、購入者はますますクロスオーバーを選ぶようになっている。
一方、発展途上国では、このようなモデルが依然として需要がある。そのため、予算重視のセダンが人気を保つメキシコなどの市場では、ヴァーサが健在なのだ。
改良版の新要素
改良版ヴァーサは、よりモダンなフロントエンドと内装のアップデートを施したデザインを採用。センターコンソールは使いやすく改良され、マルチメディアシステムはスタンドアロン式のスクリーンとなった。

装備もアップグレードされ、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto、大型ディスプレイ、トップグレードではプレミアムオーディオシステムも追加された。ただし、エンジンは変わらず、1.6リッターユニットで118馬力を発生する。
米国でモデルが販売されない理由
こうした改良にもかかわらず、ヴァーサが米国に復帰する可能性は低い。主な理由は需要だ。日産キックスなどの低価格クロスオーバーがはるかに売れている。
実際、価格圧力と関税により、コストを低く抑えるのは難しい。全体として、市場は声を上げ、コンパクトセダンはより多用途な車両フォーマットに譲歩したのだ。