BMWは、M4 GT3 EVOの新たなカラーリングで、仮想世界と現実世界の境界をさらに曖昧にしている。このラバリーは、人気ゲーム『フォートナイト』とアニメ『BLEACH』にインスパイアされたものだ。この車両は、GTワールドチャレンジアジアシリーズでの本格的な競技デビューに向けて準備を進めている。

スクリーンからサーキットへ

これまで、BMW M4 GT3 EVOは『フォートナイト』や『Rocket League』といったゲーム、そして『BLEACH』アニメに登場していた。そのビジュアルアイデンティティが、今、現実のモータースポーツの世界へと完全に移植されたのだ。

この車両はチーム・シュトゥディエで走行する。車両だけでなく、ドライバーのギアからピット設備に至るまで、チーム全体が統一されたテーマでデザインされる。

技術的な進化

M4 GT3 EVOは、前身モデルを進化させたものだ。ボンネットの下には、582馬力を発生する3.0リッター直列6気筒ターボエンジンが搭載されている。

BMW M4 GT3 EVO
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このモデルは、空力性能の向上、新型ヘッドライト、再設計されたエアインテーク、そしてアップグレードされたリアウイングを特徴とする。ブレーキ、サスペンション、デフも改良され、サーキットでのハンドリングが向上している。

どこで見られるか

デビューは、GTワールドチャレンジアジアの開幕戦、セパンで行われる。その後、インドネシア、中国、日本のイベント、そして鈴鹿1000kmレースにも登場する予定だ。

税抜き約66万3000ドルという価格設定で、BMWが賭けているのは技術だけでなく、感情にもある。ゲーミング、ポップカルチャー、モータースポーツを融合させることで、M4 GT3 EVOは新たな観客層を惹きつけ、ブランドエンゲージメントを高めるツールとして機能するのだ。