BMWにとってChatGPTはもはやただのチャットボットではない。この中で本物の車をコンフィギュレーションできるようになった。同社は公式コンフィギュレーターをAIとの対話に直接組み込んだ。ボディタイプやエンジン、オプションをメニューで順番に選ぶ代わりに、ユーザーは必要な容量や最小地上高、パワートレインの種類、四輪駆動の有無、使い方などを自分の言葉で説明すればいい。
プラグインは適したモデルやグレードを提案し、それらを比較したり、対話を重ねながら希望を絞り込んだりできる。色や走りの魅力、維持費なども対話の中で考慮できる。リクエストはテキストでも音声でも受け付けられ、パソコンでもモバイルでも使える。
レコメンドはBMWコンフィギュレーターの最新データベースを基に生成される。選択後、仕様はブランドの通常のオンラインコンフィギュレーターで開く。そこでは在庫中の類似車も確認できる。ChatGPT内での支払いや契約締結については、同社は発表していない。
利用はPluginsカタログでBMWと検索すれば見つかる。OpenAIは2026年7月29日、旧アプリカタログをPlugin Directoryに移行した。ただし、カタログに表示されているからといって使えるとは限らない。利用の可否は契約プランや地域、プラットフォーム、ワークスペースの設定、管理者権限によって変わる。
ここに落とし穴がある。質問がBMWのデータベースの範囲を超える場合、この機能が有効ならChatGPTはインターネットで追加情報を探すことがある。その場合、回答はメーカーの公式データだけに基づくとは限らない。価格や納期、具体的な車両の在庫は、最終的にはコンフィギュレーターで改めて確認した方がいい。
新機能は車外で動作し、BMWの車載音声アシスタントとは一切関係がない。対応する国や言語、各国の価格表の一覧も、同社はまだ明らかにしていない。
BMWは以前、発火リスクを理由にオーストラリアでハイブリッド292台のリコールを発表していた。