BMWの2025年のWLTPサイクルにおける車両群の平均CO2排出量は、内部の暫定計算によると1キロメートル当たり90.0グラムに達した。これは2024年の99.5グラムから減少しており、前年比で約9.5%の削減となる。

欧州連合(EU)はBMWグループに対して2025年の目標値を1キロメートル当たり92.9グラムと設定していた。同社はこの目標を2.9グラム下回り、規制基準に対して堅調な実績を示した。

BMW AGの取締役会会長であるオリバー・ツィプセは、2025年も柔軟性メカニズムやプーリング協定に頼ることなく、欧州の野心的なCO2削減目標を再び達成したと述べている。彼は、技術に中立なアプローチと体系的なCO2削減努力は補完的であり、矛盾しないと強調。顧客に提供するすべての駆動技術の効率性が、こうした成果を実現する決定的要因だと指摘した。

BMWグループの継続的な電動化は、前年の車両群排出量削減の主要な推進力となった。2025年には、EU域内の顧客に31万6,000台以上の電動車両を納入。電動車両は前年のEUにおけるBMWグループの販売台数の41.1%を占め、市場浸透が大きく進んだことを示している。

その電動車両セグメント内で、BMWは2025年にEUで20万2,000台以上の純電気自動車(BEV)を販売。この数字は同地域における同社の総販売台数の約26.3%に相当し、バッテリー式電気モデルの急速な普及を裏付けている。

全体として、車両群の排出量削減は、BMWグループの長期的な気候目標に向けた進捗を支えるものだ。同社は2050年までにネットゼロ排出を達成することを目指し、車両の全ライフサイクルにわたる包括的な脱炭素化戦略を実施している。