トヨタは、2021年から2023年にかけて生産されたGRスープラスポーツカーについて、リコールを実施した。稀なケースではあるが、スターターの不具合により、過熱や火災のリスクが高まる可能性があるという。BMWによれば、この欠陥はスターター内部部品の予期せぬ摩耗が原因で、これが故障を引き起こす可能性があるとのことだ。

今回のリコールは約800台に影響する。発表では具体的なエンジンバージョンは明記されていないが、問題は2.0リッターB48ターボチャージャー直列4気筒と、3.0リッターB58ターボチャージャー直列6気筒の両方に影響を及ぼす可能性がある。両エンジンともBMWから供給されており、これがGRスープラとBMW Z4の技術的な類似性を説明している。

所有者は、トヨタのウェブサイトまたは米国道路交通安全局(NHTSA)のリコール検索サービスで、車両識別番号(VIN)を確認するよう勧められている。ただし、これは自主リコールであるため、連邦機関のデータベースに情報がすぐに反映されない可能性がある点に注意が必要だ。

対策として、トヨタのディーラーは無償でスターターを改良版に交換する。同社は2026年3月下旬から所有者への通知を開始する予定だ。修理が完了するまでは、火災リスクの可能性があるため、車両を無人で稼働させたままにしないよう推奨している。