Xpengは、今年初めに中国と欧州で発表された新型P7+電気セダンの大規模な国際納車を正式に開始した。このモデルは、純電気とEREV(航続距離延長型電気自動車)の2つの構成を用意し、市場の幅広いニーズに対応する。

アップデートとパワートレインの拡充

P7+は当初、2024年に中国で純電気セダンとしてデビューした。2026年1月には、オンボード発電機による航続距離延長を可能にするEREVオプションを追加した新型モデルが発表された。欧州では1月9日に発売が開始され、同社は36の国と地域での販売を計画している。中国での価格は両バージョンとも18万6800元からで、同クラスでは比較的手頃なグローバルEVの選択肢として位置づけられている。

欧州生産による輸出能力の強化

Xpengはオーストリア・グラーツの工場でP7+の生産体制を整え、1月初旬には新型モデルの試験生産が行われた。欧州での現地生産により、納車の迅速化、関税障壁への対応、主要市場に近いサプライチェーンの構築が可能になる。生産開始からわずか14カ月で、1月には生産台数10万台のマイルストーンを達成した。

加速するXpengのグローバル戦略

1月の納車台数は2万11台と減少したものの、Xpengは2026年に55万から60万台の販売という野心的な目標を掲げている。同社の販売網はすでに60カ国で1000拠点を超えており、近く海外での現地サプライチェーンを確立し、国際事業の効率性と強靭性を高める計画だ。

全体として、新型P7+の大規模輸出開始は、XpengがEV分野でグローバルプレーヤーとなることを目指す姿勢を明確に示している。欧州での組み立て、多様なパワートレインラインナップ、競争力のある価格設定により、このモデルは複数の地域で大きな市場シェアを獲得できる位置にある。