スバルはオーストラリア市場向けに電気自動車のラインナップを拡大することを発表した。2026年第二四半期には、中型クロスオーバーのフル電気モデル「トレイルシーカー」が発売され、同ブランドの電動化新フェーズにおける重要なモデルとなる。

トレイルシーカーは、コンパクトなソルテラの上位に位置し、より広い空間と高出力を提供する。トヨタとスバルの共同開発プラットフォームに基づくこのモデルは、欧州ではE-アウトバック、北米ではトレイルシーカーとして知られている。スバル・オーストラリアにとって、この電気クロスオーバーは、四輪駆動と実用性を兼ね備えた、冒険志向のブランド哲学を新たに体現するモデルとして位置づけられている。

スバル トレイルシーカー / カー ニュース

技術面では、トレイルシーカーはスバル史上最速の市販車となる。駆動系の総出力は280kWに達し、0-100km/h加速はわずか4.4秒を実現する。このクロスオーバーは対称式四輪駆動を採用し、最低地上高は211mm、e-Subaruグローバルプラットフォーム上に構築されている。CATL製74.7kWhバッテリーにより、最大533kmの航続距離を確保。150kWのDC急速充電に対応し、10%から80%までの充電には約30分を要する。

トレイルシーカーの投入は、スバル・オーストラリアの積極的な製品戦略に沿った動きだ。ここ数ヶ月、同市場では新型フォレスター、ソルテラ、アウトバックの各モデル、そして特別仕様車BRZが相次いで登場している。この新たな電気クロスオーバーは、EV分野におけるブランドの地位を強化し、電動ラインナップのフラッグシップとして、四輪駆動、安全性、アクティブな使用に焦点を当てたスバルの核心的価値を維持していく。