Tier IVは、レベル4の自動運転技術の国際テストを開始した。日本、米国、欧州で同時に実施される試験では、自動運転車開発向けの最大級オープンソースシステムであるAutowareソフトウェアプラットフォームを活用している。

新しいソフトウェアスタックは、データ中心のAI原則に基づいて構築され、さまざまなチップやセンサーシステムを含むハードウェア構成に対応している。開発者は、システムが実世界の道路データから継続的に学習し、自動運転の作動シナリオを拡大するのに役立つと指摘している。

このソリューションは、同社が2025年に導入したエンドツーエンドアーキテクチャを採用している。2つの動作モードを提供しており、1つは知覚と動作計画アルゴリズムに拡散モデルを組み合わせて道路環境の変化を分析するハイブリッドシステム、もう1つは知覚、計画、制御を単一の学習可能モデルに統合した完全統合システムである。

Tier Autoware
tier4.jp

試験は大学との協力で行われている。東京では、東京大学とともにトヨタJPNタクシーを使用して都市ルートをテスト。ピッツバーグでは、カーネギーメロン大学とともにヒュンダイアイオニック5が空港を含むルートで試験中だ。ミュンヘンでは、ミュンヘン工科大学とともにフォルクスワーゲンT7マルチバンが試験に参加している。

各テスト走行は約1時間続き、安全ドライバーが同乗して操作を監視する。同社は、これらの国際試験が自動運送技術の開発を加速し、広範な展開に向けた準備を進めると期待している。