コルベット総生産200万台へ。C8ミドシップがC7を上回り、C3の最多記録に迫る展望(2027〜2028年)
David Carter, Editor
16:15 12-11-2025
シボレー・コルベットの累計生産は1,936,435台に到達し、200万台目前。C8ミドシップは登場6年で約19万5千台とC7を上回り、C3の最多記録542,862台に迫る勢い。達成見込みは2027〜2028年。生産ペースや世代別台数の比較をわかりやすく解説し、購入層への響きもデータで検証。
工場のラインからはすでに1,936,435台が送り出され、ブランドは総生産200万台という切りのよい節目に手をかけている。そこへ到達するには、あと63,565台のコルベットが必要。達成の目安はおおよそ2027〜2028年ごろだ。生産が軽快に続く現状を見れば、その記録は十分に射程圏内といえる。
2019年に登場した現行のミドシップ、C8は、生産台数の伸びでC7を大きく引き離した。デビューから最初の6年間で、8代目コルベットはすでに約19万5千台を積み上げ、同じ期間の7代目をおよそ1割上回っている。駆動方式をミドシップに切り替えた決断は、購入層にしっかり響いたことが数字に表れている。
とはいえ、最多生産の座を守るのは第3世代(C3)。1970年代初頭から1980年代後半にかけて作られ、およそ542,862台という記録を残した。台数の多さはもちろん、ブランドの愛好家にとっても最も親しまれる世代として名を刻んでいる。
総じて、C8は先人たちが築いた高いベンチマークに迫りながら、着実に勢いを増している。数の積み上がり方を見ていると、この先の推移にも自然と期待が募る。