トヨタは新型電気クロスオーバー「C-HR+」を欧州市場に投入し、納車を開始した。このモデルは、同ブランドが拡充する電気自動車ラインナップの重要な一角を担う。

C-HR+はeTNGAプラットフォームを採用し、複数のパワートレインを用意している。基本となる前輪駆動版は57.7kWhのバッテリーと165馬力の電動モーターを搭載し、WLTP換算で最大458kmの航続距離を実現する。

より高性能なバージョンでは77kWhバッテリーと221馬力のモーターを組み合わせ、最大607kmの航続距離を誇る。これはトヨタの欧州向け電気自動車の中で最長だ。最上位グレードはデュアルモーターによる四輪駆動を採用し、338馬力を発生。航続距離は最大548kmとなっている。

トヨタ C-HR+
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充電性能も充実しており、最大150kWの急速充電に対応。バッテリー残量10%から80%まで約28分で充電できる。また、AC充電は11kWと22kWの両方に対応し、フル充電にはそれぞれ4時間48分、2時間12分を要する。

車体は標準版より大型化され、クーペのようなスタイリングが特徴だ。設計面では、シリコンカーバイド半導体を採用した新型eAxle電動モジュールを導入。さらにヒートポンプとインテリジェントなエネルギー管理システムを組み合わせ、効率性を高めている。