2026年のBIMSオートショーで、トヨタは新型ハイラックスを発表した。フル電動モデルも含まれるこの発表は、同社のピックアップセグメントにおける重要な動きの一つだ。

電動ハイラックスが登場

注目を集めたのは、フル電動モデルの「ハイラックス・トラボ-e」だ。59.2kWhのバッテリーを搭載し、前輪用に205Nm、後輪用に268Nmの2つの電動モーターを備える。公称航続距離は300kmを超える。

実際、電動版のデザインはよりモダンでクロスオーバー風のスタイルが際立つ一方、リア部分はクラシックなハイラックスの面影を残す。この点は、トヨタが革新と伝統を融合させようとする姿勢を示している。

内装とテクノロジー

キャビンは実用的で耐久性のある素材が使われているが、最新のマルチメディアシステムとデジタル計器盤を装備。エアコンやオフロードモードの設定はボタン操作のままである。

全体のレイアウトはランドクルーザーFJを思わせ、実用性とオフロード性能を重視している。購入者にとっては、ハイラックスがタフなルーツを保ちつつ、テクノロジーを追加している点が重要だ。

ディーゼルモデルも継続

電動版と並んで、トヨタは2.8リッターディーゼルエンジンを搭載した従来型ハイラックスも発表。よりアグレッシブなスタイリングとガズー・レーシングの要素を取り入れたGR-Sバージョンも展示された。

この背景から、トヨタは従来のソリューションと電動化の両方を提供するバランスの取れたアプローチを維持している。これは、新車が実績ある技術と電動化への移行を組み合わせる、より広いトレンドを反映している。