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三菱トライトン次期ハイブリッドは独自開発へ 日産e-POWER不採用、2028年投入見込み 独自路線に注目
三菱、次期トライトンのハイブリッドを独自開発へ——日産e-POWERやルノー方式は採用せず
三菱トライトン次期ハイブリッドは独自開発へ 日産e-POWER不採用、2028年投入見込み 独自路線に注目
三菱自動車は次期トライトンのハイブリッドを自社主導で開発。日産e-POWERやルノー技術は採用せず、2028年の市場投入を計画。競合のHiLuxやRanger PHEVが進む中、ピックアップ電動化で独自路線を貫く。オーストラリアは現行2.4LディーゼルATのみ。慎重な日程も、三菱の優先順位に合わせたハード最適化を狙う。
2025-11-16T09:09:19+03:00
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三菱自動車は、次期Triton(市場によってはL200)のハイブリッドに日産のe-POWERもルノーのハイブリッド技術も採用しない方針を明らかにした。Tritonが新型日産Navaraの基盤であるにもかかわらず、開発は自社主導で進めるという選択だ。エンジニアのKaoru Sawase氏によると、三菱は開発のスピードアップが必要だと認識しつつも、技術の方向性は自社流を崩さない考えだという。アライアンス内では各社のエンジニアリング思想や目標が異なり、技術を一律にまとめても必ずしもコスト削減にはつながらないと説明した。その結果、Tritonのハイブリッドは外部システムに頼らない独立プログラムとして設計が進む。歩調は穏やかでも、ハードウェアを三菱の優先順位にきちんと合わせる狙いが透けて見える。三菱はピックアップの完全電動化も視野に入れているが、先に市場へ出るのはハイブリッド(従来型かプラグイン)となる見込みだ。電動化されたTritonは2028年ごろにショールームに並ぶ予定で、現時点でスケジュール変更は想定していない。数字だけを見れば慎重だが、腰を据えた段取りと受け止められる。当面、オーストラリアのTritonは150kWを発生する2.4リッターディーゼルとATのみの設定。一方で競合は電動化へ舵を切る。トヨタは2026年にバッテリー駆動のHiLuxを予定し、フォード・Ranger PHEVはすでに販売中。BYDやGWMもハイブリッドのピックアップを積極的に押し出している。この流れの中で、Tritonのハイブリッドが姿を現したとき、三菱の独自路線がどれだけ効いてくるかが問われる。
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2025
news
三菱、次期トライトンのハイブリッドを独自開発へ——日産e-POWERやルノー方式は採用せず
A. Krivonosov
David Carter, Editor
09:09 16-11-2025
三菱自動車は次期トライトンのハイブリッドを自社主導で開発。日産e-POWERやルノー技術は採用せず、2028年の市場投入を計画。競合のHiLuxやRanger PHEVが進む中、ピックアップ電動化で独自路線を貫く。オーストラリアは現行2.4LディーゼルATのみ。慎重な日程も、三菱の優先順位に合わせたハード最適化を狙う。
三菱自動車は、次期Triton(市場によってはL200)のハイブリッドに日産のe-POWERもルノーのハイブリッド技術も採用しない方針を明らかにした。Tritonが新型日産Navaraの基盤であるにもかかわらず、開発は自社主導で進めるという選択だ。
エンジニアのKaoru Sawase氏によると、三菱は開発のスピードアップが必要だと認識しつつも、技術の方向性は自社流を崩さない考えだという。アライアンス内では各社のエンジニアリング思想や目標が異なり、技術を一律にまとめても必ずしもコスト削減にはつながらないと説明した。その結果、Tritonのハイブリッドは外部システムに頼らない独立プログラムとして設計が進む。歩調は穏やかでも、ハードウェアを三菱の優先順位にきちんと合わせる狙いが透けて見える。
三菱はピックアップの完全電動化も視野に入れているが、先に市場へ出るのはハイブリッド(従来型かプラグイン)となる見込みだ。電動化されたTritonは2028年ごろにショールームに並ぶ予定で、現時点でスケジュール変更は想定していない。数字だけを見れば慎重だが、腰を据えた段取りと受け止められる。
当面、オーストラリアのTritonは150kWを発生する2.4リッターディーゼルとATのみの設定。一方で競合は電動化へ舵を切る。トヨタは2026年にバッテリー駆動のHiLuxを予定し、フォード・Ranger PHEVはすでに販売中。BYDやGWMもハイブリッドのピックアップを積極的に押し出している。この流れの中で、Tritonのハイブリッドが姿を現したとき、三菱の独自路線がどれだけ効いてくるかが問われる。