キャデラックは、リリックの新たな派生モデルとして、霊柩車仕様の「リリック・プロフェッショナル・ビークル」、正式名称「リリック・コーチビルダー・ファーネラル・ヒアース」を発表した。このフル電動ラグジュアリークロスオーバーが、新たな専門商用車セグメントに参入する。

この霊柩車は2027年型キャデラック・リリックをベースとし、後輪駆動のみで提供される。装備内容は市販のラグジュアリーおよびスポーツグレードにほぼ準じる。

ただし、標準のリリックに搭載される先進運転支援システムや快適装備の一部は省略されている。具体的には、スーパークルーズ、アクティブノイズキャンセレーション、ブラインドスポットアシスト、後退時クロストラフィック緊急ブレーキ、後退時自動ブレーキなどが非搭載となる。

一方、リリック霊柩車にはスカイグラス・ルーフが標準装備される。通常モデルではスカイグラス・ルーフは上位グレード(プレミアムラグジュアリー、プレミアムスポーツ、シグネチャーラグジュアリー、シグネチャースポーツにオプション、リリックVに標準)のみの設定だ。また、この霊柩車専用の20インチアルミホイールが採用され、他のリリックバリエーションとは一線を画す外観となっている。

充電関連では、他のリリックと同様に11.5kWの車載AC充電器を標準装備。ただし、19.2kWのAC充電器は非搭載となる。

現時点では、この2027年型キャデラック・リリックをベースにした霊柩車の画像は公開されていない。