現代自動車は、電動ピックアップ向けに新型ラダーフレームを開発中だ。そのデザインの一端は、2026年ニューヨークオートショーで公開されたコンセプトカー「Boulder」で示された。

技術的な骨格は「車両用バッテリーパック搭載構造」として米国特許に出願されている。フレームのレール間にバッテリーを低く配置することで重心を下げ、高張力鋼板でパックを保護する仕組みだ。

特許には、バッテリーハウジングに衝撃が及ぶ前にエネルギーを吸収するサイドクラッシュゾーンも盛り込まれている。補強されたボックス断面が衝突時の変形を抑え、バッテリーハウジングのL字型サイドレールは最低地上高を確保する。

このプラットフォームは、2030年までに北米向けミッドサイズピックアップに採用される見通しだ。EV専用ではなく、ガソリンエンジンやハイブリッドにも対応する。生産は米国ジョージア州の現代メタプラント近郊を想定している。