リープモーター Lafa 5の全貌—RWDハッチバックEVのサイズ・内装・航続
リープモーターの新型ハッチバックEV「Lafa 5」を詳細解説。LEAP 3.5採用、RWDで180/218hp、56.2/67.1kWhによりCLTC515/605km。全長4430mm、荷室435L、8.8/14.6インチ画面やナッパ内装も用意。フレームレスドアや19インチホイール、先進装備も魅力。

Lafa 5はLEAP 3.5プラットフォームを採用。これはクロスオーバーのLeapmotor B10とセダンのB01を支えるアーキテクチャでもある。ハッチバックのボディサイズは全長4,430mm、全幅1,880mm、全高1,520mm。ホイールベースは兄弟車と同じ2,735mmだ。荷室容量は435リットル(クロスオーバーは420リットル、セダンは460リットル)で、ボンネット下に追加の収納スペースは設けられていない。

エクステリアはブランドの文法に忠実で、離散的なLEDの光り方、フラッシュハンドルを備えたフレームレスドア、19インチホイールが要点だ。インテリアを覗くと、Lafa 5は基本的に姉妹モデルを踏襲する。縦型のサイドエアベントを配した見慣れたダッシュボードに、2本スポークのステアリングホイール。計器用(8.8インチ)とマルチメディア用(14.6インチ)のディスプレイは個別に設けられる。センタートンネルは2段構成で、B01電動セダンのレイアウトを繰り返す一方、クロスオーバーは浮遊感のあるコンソールを採用。シート素材はエコレザーの代わりにナッパレザーを指定でき、助手席向けの専用テーブルも選べる。装備のさじ加減は気が利いている。

メカニズムは後輪駆動のみで、ブランド内の他モデルとハードウェアを共用する。エントリー仕様は後輪側に180hp(175Nm)のモーターを搭載し、その他のグレードでは218hp(240Nm)ユニットを用いる。構成は全5種類。うち3つは56.2kWhのバッテリーでCLTCサイクル515km、残りは67.1kWhのパックでCLTC605kmをうたう。数値は机上でも期待を持たせるもので、この形式には後輪駆動の味付けがしっくり来そうだ。