FAWトヨタが改良型カローラを発表 内外装刷新、最新コクピットと2種のパワートレイン
FAWトヨタが中国向け改良型カローラを公開。新デザインのフロント、8.8インチメーターと12.9インチ画面、Toyota Pilot標準。1.8Lハイブリッドと2.0Lガソリンを用意、12月発売予定。全長4710mm・ホイールベース2750mm、荷室470L。17インチアルミやサンルーフも選択可。詳細は本文で。

FAWトヨタの合弁が、世界で最も売れているモデルであるカローラの改良型を公開した。フロントは最新のカムリやプリウスの流儀に合わせて大幅に手が入り、ブランドの現行デザイン言語としっかり結び付いた。無駄をそぎ落としたシャープな顔つきで、見た目は一段とすっきりしている。
一方でリアの変化は抑制的だ。おなじみのスモーク調テールランプは継続され、ガソリン車とハイブリッドの双方に共通する。全長×全幅×全高は4710×1780×1435mm、ホイールベースは2750mmで、全長は目に見えて伸びた。荷室容量は470リットル。17インチのアルミホイールやサンルーフも選べる。

室内には8.8インチのデジタルメーターと、12.9インチのマルチメディア用タッチスクリーンを採用。ベースグレードでも運転支援のToyota Pilotが装備される。新しいスクリーンでキャビンはぐっと今風になりつつ、操作系はあくまで素直で扱いやすい印象だ。
新型カローラのパワートレーンは2種類。ハイブリッドは自然吸気の1.8リッターで98hpを発生し、おそらくプリウス由来とみられる。ガソリン仕様は自然吸気の2.0リッターを搭載し、最高出力は171hpとなる。

中国での販売開始は12月の予定で、価格の発表もそのタイミングになる見込みだ。