Hyundaiは、Nブランドの将来のスポーツモデル開発に向けた電動ローリングラボN「RN24」を公開した。このプロトタイプは一般的なコンセプトカーとは異なり、ハンドリングや制御、ドライバーの没入感を高める技術を試す実験車両だ。

パワートレインはIONIQ 5 Nから流用。システム出力は650ps、バッテリー容量は84kWh。ホイールベースを340mm短縮し、ラリーカーのようなプロポーションと機動性を実現した。

サスペンションは改良され、サブフレームを補強、ステアリングはよりダイレクトに。ソフトウェア面も重要で、WRC譲りのパワートレイン駆動制御ロジックにより、スロットルレスポンスや回生、左右のトルク配分を調整できる。

ラリーモードは四輪駆動ラリー車の挙動を再現し、WRC由来の電子式e-ハンドブレーキも搭載。さらに、追加のサイドスピーカーを備えたN Active Sound+システムで、走行中の臨場感を高めている。

車体にはN Performanceパーツや19インチ鍛造ホイール、露出したロールケージ、モータースポーツ用部品、3Dプリント製パーツを採用。2026年に登場するスポーツカーのなかでも、RN24は量産モデルではなく実験的なプラットフォームとして異彩を放つ。