トヨタ・ランドクルーザーは、SUVの中でも耐久性の象徴として不動の地位にある。Topspeedの調査では、32万km以上走行する確率が47.5%と最も高く、ランキングトップとなった。この数値は、旧型ランドクルーザーが中古市場で高い価値を維持する理由を如実に示している。

トヨタの4ランナーも同じ47.5%で首位に並び、セコイアが41.1%で3位に。トヨタがトップ3を独占したことで、シンプルな設計、余裕ある安全マージン、扱いやすいパワートレイン、過酷な環境での豊富な経験といったブランドの強みが改めて証明された。

さらに下位を見ると、顔ぶれは多様になる。トヨタ・ハイランダーが32.9%で続き、以下ホンダ・パイロット31.1%、シボレー・サバーバン28.7%。トップ10にはホンダCR-V(27.5%)、トヨタRAV4(27.1%)、スバル・アウトバック(23.9%)、アキュラMDX(23.6%)も名を連ねている。

このランキングには、目的のまったく異なるクルマが一堂に会している。ランドクルーザー、4ランナー、セコイア、サバーバンは、牽引や長距離移動を想定したヘビーデューティーSUVだ。対照的に、CR-V、RAV4、アウトバックはファミリー向けクロスオーバーで、耐久性が求められるのは遠征ではなく日常の通勤シーンである。

購入者にとって、このリストは参考になるが、入念な車両チェックに勝るものはない。どんなに信頼性の高いランドクルーザーでも、メンテナンス不足、オーバーヒート、フレームのサビ、過酷なオフロード使用で台無しになりうる。記録がしっかりした整備済みのRAV4やCR-Vのほうが、走行距離が多くても経歴が不透明な“伝説的”クルマより現実的な選択肢となることが多い。

結論は単純だ。耐久性は優れた設計に始まるが、最終的にはどれだけ大切に扱われてきたかにかかっている。つまり、ランキングはモデル選びの参考になるが、購入者はやはり、良好な状態の個体を見極めることに集中すべきである。