フォード エッジ Lが刷新：寸法、内外装、27インチ4K、ハイブリッド性能を詳しく解説

刷新されたEdge Lは、ダイナミックな面構成と表情豊かなディテールで、いまのフォードのデザイン言語をまっすぐ体現する。アルミホイールは切れ味のある意匠に変わり、外装の仕上げにはブラックとシルバーが加わって見た目の力強さが増した。上級グレードにはシルバーのルーフレールも備わる。全体として一体感があり、自信に満ちた佇まいだ。

寸法

全長5,000mm、全幅1,961mm、全高1,773mm、ホイールベースは2,950mm。リアランプはスモークがかったLEDで、2分割のルーフスポイラーが控えめにスポーティさを添える。

室内では、周囲監視と半透明ボディ表示機能を組み合わせた360度ビューシステムを装備し、視認性を高めている。上級グレードでは2列目シートにヒーターとベンチレーション、ワンタッチのクイックフォールド機能が加わる。後席を倒せば荷室容量は2,876リットルに達し、日々の家族使いでの頼もしさが際立つ。

テクノロジー

装備は12.3インチのデジタルメーター、27インチ4Kのマルチメディアディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、SYNC+ 2.0、運転支援のFord Co-Pilot360など。ワイドなスクリーンがモダンで整った雰囲気をつくりつつ、操作系は素直に扱える印象だ。

パワートレインはガソリンとハイブリッドを用意。ハイブリッドは2.0リッターターボにEcoBoost Eシステムを組み合わせ、最高出力275hp、最大トルク405Nmを発生する。0-100km/h加速は7.1秒、平均燃費は6.31L/100km。数値のうえでも、軽快さと納得感のある効率を両立していることが伝わってくる。