豪州でヒョンデ Ioniq 6をリコール—充電ポートドア接着不良、計1,191台を無償修理
David Carter, Editor
10:34 28-11-2025
ヒョンデはオーストラリアで2022〜2024年製Ioniq 6を対象に計1,191台のリコールを実施。充電ポートドアの保護パネル接着不良により走行中に開く恐れがあり、正規ディーラーで無償修理。交換または再取り付けで対応し、対象オーナーへ通知が送付されます。安全確保のため早めの点検を。詳細はディーラーへ。
ヒョンデ・モーター・カンパニーは、オーストラリアで2022年から2024年に製造されたIoniq 6を対象にリコールを実施すると発表した。対象は合計1,191台にのぼる。
原因は、充電ポートドアの保護パネルにおける接着不良だ。接着剤の塗布が不十分だと固定力が弱まり、走行中にパネルが開いてしまうおそれがあり、道路上で思わぬ危険につながりかねない。小さな組付けの見落としに見えても、クルマが動いている状況では一気に安全面の懸念へと変わる。
対象車のオーナーにはヒョンデ・オーストラリアから正式な通知が送付される。案内を受け取った後は、正規ディーラーにて無償で修理を受けられ、充電ポートドアの交換または再取り付けのいずれかで対処する。問題箇所に絞った明快な措置で、ユーザーの手間も最小限に抑えられそうだ。