モーターエキスポ2025で日産エクストレイル e-POWER x e-4ORCEがデビュー、価格169.9万バーツ
モーターエキスポ2025で日産エクストレイル e-POWER x e-4ORCEを発表。価格1,699,000バーツ。前後100:0〜0:100のトルク配分、5種走行モード、5年/15万km保証とバッテリー10年保証も解説。6色+ツートーン、既存ユーザー割引やSave Safe Platinum、デビュー狙いと装備詳報。
日産はタイ・インターナショナル・モーターエキスポ2025で、エクストレイル e-power x e-4orceをお披露目し、価格を1,699,000バーツに設定した。同地域で電動化を進める同社の取り組みのなかで、投入のタイミングも狙いどころを突いている印象だ。
骨格の中身は、可変圧縮比の1.5リッターターボガソリンを核に据えたe-powerの構成で、出力は144hp/250Nm。前後のアクスルには電動モーターを備え、フロント330Nm、リア195Nmを発生する。四輪駆動のe-4orceはトルク配分を前後100:0から0:100まで振り分け可能で、スペック上は従来の50:50の常套的な配分を凌ぐ数値が目を引く。
走行モードはエコ、スタンダード、スポーツ、スノー、オフロードの5種類。日常域から路面が難しい場面までをきっちりカバーするラインアップだ。ボディカラーは6色に加え、ツートーンの組み合わせも選べる。既存ユーザーには20,000バーツの割引が用意され、エクストレイルのオーナーには32,672バーツのSave Safe Platinumパッケージが提供される。
車両保証は5年または15万kmで、e-powerのバッテリーは走行距離の制限なしで10年保証となる。保証の手厚さも購入の背中を押しそうだ。デビューとしては、今季のモーターショーでの発表のなかでも存在感を示した印象だ。