漫画のネコ型ロボットがフォルクスワーゲンの新たな武器になった

漫画のネコ型ロボットがフォルクスワーゲンの新たな武器になった
volkswagen-newsroom.com
ドミトリー・ヤキン

フォルクスワーゲンが最も高価な電気ミニバンを人気キャラクターと結びつけた。だがID. Buzz 1st Anniversary Editionの価格はまだ明かされていない。

日本デビューから1年。ID. Buzzは伝説の「ワーゲンバス」の電気版という肩書きだけでは終わらせない。フォルクスワーゲンはこのモデルを家族向けのポップカルチャー商品へと作り替えようとしている。新たな相棒はドラえもんだ。

2026年夏、日本で限定車のID. Buzz 1st Anniversary Editionが登場する。偶然ではない。キャンペーンは8月1日に始まり10月31日まで続く。フォルクスワーゲンはクラシックなType 2、現行のID. Buzz、そして「タイムふろしき」が登場するテレビCMを放映し、特設サイトを開設、全国の正規ディーラーでイベントも開催する。まさにこのディーラー施策こそが最初の試金石になる。派手なキャラクターの力で、ブランドの歴史に詳しいファンだけでなく、ごく普通の家族まで高額な電気ミニバンに引き寄せられるかどうかだ。

記念モデルの価格、生産台数、仕様の全貌は現時点で明かされていない。公式に確認されているのは特別装備と専用カラーのみ。つまり1st Anniversary Editionにメカニズム面の変更を期待すべきではない。

一方、通常モデルの価格に秘密はない。ID. Buzz Proは日本で888万9000円から。Pro Long Wheelbaseは 997万9000円からとなる。

両モデルとも286馬力、560Nmを発生する。日本のWLTCモードによる航続距離はノーマルホイールベースで524km、ロングホイールベースで554km。数字はしっかりしているが、価格も同じくらいしっかりしている。広告のキャラクターだけでID. Buzzが一般家庭の車になるわけではない。装備面での実質的なメリットか、特別仕様への控えめな上乗せが必要になる。

次の焦点は1st Anniversary Editionの正式な価格表だ。マーケティングキャンペーンをまとった限定カラーにすぎないのか、それとも同等の価格で本当に多くを提供するバージョンなのか、そこで明らかになる。

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