光岡自動車はその計画について沈黙を守っていたが、最初のスケッチを公開した。この日本のコーチビルダーは新型2人乗りロードスターを開発中で、どうやらこの1台でロックスターとヒミコの生産終了によって生じた2つの空白を同時に埋めなければならないようだ。発表は2026年11月に予定されているが、車名も技術的なベース車も価格も、今のところ明かされていない。
最初のティザー画像では、長いボンネット、丸型ヘッドライト、張り出したリアフェンダーを持つ低く開放的なボディが示された。7月には光岡自動車がフロント部分を一部公開した。赤いボディ、コントラストの効いた明るい色のインサート、クロームメッキのヘッドライトリング、コンパクトなバンパーが確認できる。これらのディテールは、1950年代末の初代シボレー・コルベットを驚くほど彷彿とさせる。アメリカの名車との関連性をメーカーは公式には認めていないが、否定もしていない。
技術的なベースとして最有力視されているのは、ND型のマツダ・ロードスター(MX-5)だ。この見方には根拠がある。光岡自動車は同じロードスターをベースにすでにロックスターを製作しており、ヒミコもまたマツダの技術から生まれた1台だった。見覚えのあるプロポーションは強い手がかりだが、証拠ではない。公式に発表されているのは、4枚のティザー画像のスケジュールと11月の発表日のみで、それ以外はすべて推測にとどまる。
タイミングは絶妙だ。ヒミコの生産は2025年、わずか10台限定のファイナル・ヒミコシリーズをもって終了した。価格は678万円から708万円。2018年に登場したロックスターもすでに生産を終えている。その結果、光岡自動車の日本国内ラインナップからは現在、オープンボディのスポーツカーが1台も姿を消している — 久しぶりのことだ。
8月と9月には、さらに2枚の画像が公開される予定だ。正式発表までは、エンジンやトランスミッション、生産台数、限定モデルの有無について確かなことは何も言えず、あくまで推測にとどまる。確実なのはただ一つ、光岡自動車が再びオープンボディとレトロデザインに賭けているということ。すべての答えは11月に明らかになる。