100台限定、それでもほとんど感じない値上がり幅

100台限定、それでもほとんど感じない値上がり幅
www.stellantis.jp
Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

ジープ「ラングラー 85th アニバーサリー エディション」が10月3日に日本上陸、価格は944万円。通常のルビコンとの差はわずか10万円。その中身とは。

100台。それだけで、もう二度と作られない。ジープはブランド創設85周年を記念して「Wrangler 85th Anniversary Edition」を発表した。2026年10月3日から、日本のディーラーがこの希少な1台を944万円で販売する。

ここからが本題だ。ベースとなったのは4ドアの「Wrangler Unlimited Rubicon」で、現行の価格表では934万円となっている。つまり、周年記念という肩書き、希少性、そして自慢する権利のために、ジープが上乗せするのはわずか10万円——1%をわずかに超える程度だ。出力アップもなければ、悪路走破性の強化もない。あるのは見た目だけだ。

車内にはシートとインストルメントパネルにチェック柄のインサート、「85th」のバッジとシフトレバーのメダリオン、専用フロアマット、テールゲートのプレートが用意されている。エクステリアでは、ブルーとブロンズのデカール、ブロンズのトーイングフック、そして黒いボディに映えるSteel Oxideカラーの17インチホイールがすべて収まるべき場所に収まっている。控えめでありながら、一目で見分けがつく仕上がりだ。

一方、メカニカルな部分には誰も手を加えていない。標準の日本仕様Unlimited Rubiconは、272馬力・400Nmを発生する同じ2.0リッターターボエンジン、同じ8速オートマチック、そして同じRock-Trac四輪駆動システムを引き続き搭載する。前後デフロックと切り離し可能なフロントスタビライザーも変わらず健在だ。周年記念だろうとなかろうと、ジープはルビコンのオフロード性能には一切手を付けなかった。

日本が10月の発売に向けて準備を進める一方、ジープはイタリアで別の記録を打ち立てたばかりだ。新型Compass 2026は、たった一つのフェスティバルで200回の試乗を記録した。

最新記事