つい昨日まで、日産NX7はぼやけたティザー画像の裏にある名前でしかなかった。だが今日、状況は一変した。中国の認証データベースに、東風日産の新型PHEVクロスオーバーのほぼ完全な技術資料が掲載されたのだ。そのスピード感には驚かされる——最初の謎めいたシルエットが公開されてから、サイズ、パワートレイン、バッテリーの詳細が判明するまで、わずか2日しかかかっていない。
NX7の全長は4785 mm、ホイールベースは2815 mm——上位モデルのNX8より85 mm短く、軸間距離も102 mm短い。全幅はグレードにより1920または1932 mm、全高は1660または1665 mm。車両重量は1915〜2000 kg、最高速度は180 km/hに制限されている。
ボンネットの下には、約99馬力を発生する1.5リッターガソリンエンジンを搭載。一方、駆動用モーターはそれよりはるかに本格的な231馬力を発生する。バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン方式で容量は40.9 kWh、セルはCATLと第一汽車の合弁会社から供給される。認証データによれば、CLTC基準でのEV航続距離は220〜225 km——メーカーはまだ公式には発表していない数字だが、書類からすでに漏れ出していた形だ。
装備リストは、このクラスにおける技術面での旗艦を狙う布陣そのものだ。ルーフ搭載のLiDAR、追加カメラ、パノラマサンルーフ、ルーフレール。東風日産は市街地でのルート走行を支援するアーバンNOAも搭載すると約束している。
NX7の価格はまだ明かされていない。だが論理的に見れば、方向はひとつしかない——NX8より安く設定されるはずだ。上位モデルの公式価格は15万9900元から20万9900元で、期間限定の販売開始価格は14万9900元。NX7が同じ道をたどるなら、中国市場のライバルたちには気が気でない状況が待っている。
NX7が中国国外にも展開されるかどうかは、まだ未知数だ。4月の時点で、東風日産は輸出候補としてN7、NX8、フロンティア・プロを挙げていた。そのリストにNX7の名前はなかった。今後それが変わるのかどうかは、追って明らかになるだろう。