このM2 CSに約200万円上乗せ、それでもエンジンは一ミリも変わっていない

このM2 CSに約200万円上乗せ、それでもエンジンは一ミリも変わっていない
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Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

BMWは日本で40台限定の「M2 CS エディションエッジ」を1663万円で発売。通常のM2 CSより11.8%高いが、馬力の上乗せはゼロだ。

BMWが日本市場向けに限定車M2 CS エディションエッジを発表した。一見すると、すでに過激なクルマがさらに過激になったように思えるかもしれない。しかし実態はもっと地味だ。生産されるのはわずか40台の右ハンドル・8速AT仕様のみ。ブラックサファイアとMブルックリングレー、それぞれ20台ずつだ。納車は2026年9月以降を予定している。

価格は登録費用や付属品を除いて1663万円。比較として、通常のM2 CSが2025年秋に日本で発売された際、BMWが提示した価格は1488万円だった。つまりエディションエッジは175万円、率にして約11.8%高いことになる。

ここが肝心なところだ。この金額を払っても、パワーは一切上乗せされない。直列6気筒3.0リッターターボは、相変わらず530PS・650Nmのままだ。0-100km/h加速は3.8秒とされるが、この数値はBMWが欧州仕様で発表したものだ。

では、約200万円の差額は何に対する対価なのか。エディションエッジにはMパフォーマンス・パーツ一式が奢られる。フロントブレーキダクトのカーボン製カバー、リアのエアロパーツ、カーボン製エンジンカバー、専用ディフューザー付きスポーツエキゾースト、そして「1/40」のナンバープレートだ。

そして、ここに核心がある。カーボン製ルーフとトランクリッド、セラミックブレーキ、バケットシート、カーボン素材の内装は、すでにベースとなるM2 CSの標準装備だった。つまり買い手が手にするのは、シリーズの中でより高性能なグレードではなく、工場出荷時のアクセサリーで特別に着飾ったバージョンと、「1/40」のプレートを誇る権利というわけだ。

これに先立ち、BMWが電動SUVのiX3で高出力版を検討していることが報じられていた。

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