誰も予想していなかった展開だ。GWMはブラジルでPoer P30を値上げするどころか、より手に入れやすくした。2027年型ラインアップに新たな廉価グレードProが加わる。Motor1によると、価格は20万5000レアル、8月7日時点のレートで約4万200ドルとなる。その上にはTrailが22万7000レアル(約4万4500ドル)で控え、最上級のExclusiveは24万7000レアル、約4万8400ドルに達する。
そしてここが肝心な点だ。エアバッグ6基は今や最も安いグレードを含む全グレードで標準装備となった。GWMは2027年型に合わせて車体構造も見直している。一方、廉価グレードProでメーカーがどこを削ったかも見えてくる。18インチスチールホイール、12.3インチのマルチメディアスクリーン、7インチのデジタルメーターは備わるが、360度カメラ、ワイヤレス充電、電動フロントシートは省かれている。
ただしメカニズムに関しては手を抜いていない——全グレードで共通だ。2.4リッターターボディーゼルは184馬力、480Nmを発生し、9速オートマチックと4WDシステムを組み合わせる。
Great Wall Poerはロシアで長期テストを受けたことがある。ブラジルでは最上級のExclusiveグレードに、わずか3000レアル追加で電動サンルーフを装着できるようになった。この仕様だと価格は25万レアル、約4万9000ドルとなる。