919キロという数字を手に、BMWの中国製電気SUVはついに販売段階へ踏み出す

919キロという数字を手に、BMWの中国製電気SUVはついに販売段階へ踏み出す
B. Naumkin
ウラド・コマロフ

中国専用のBMW iX3ロングホイールベースがCLTC航続919kmで認証を取得し、自社の「900キロ超」という約束を上回った。予約受付は8月21日に成都で開始、納車は2026年第4四半期から。

あいまいな「900キロ超」ではなく919km。中国専用のBMW iX3ロングホイールベースは、期待を裏付ける公式な航続距離を手に入れ、次の段階へ進む。予約受付は8月21日、成都国際モーターショーで始まり、初回納車は2026年第4四半期を予定している。もはやネオクラッセの単なるお披露目ではない。実際の販売へと踏み出す瞬間だ。

iX3ロングホイールベースは4月、北京Auto Chinaで長尺版i3とともに初めて公開された。両モデルとも中国専用に開発され、800V電圧アーキテクチャを採用し、ホイールベースは3mを超える。したがって成都では、主にグレード構成や注文条件が明らかになるだろう。

iX3のホイールベースは3005mmに達し、グローバル仕様より108mm長い。中国工業和信息化部(MIIT)の認証データによると、CLTCサイクルでの航続距離は919km、電費は13.6kWh/100km。デュアルモーターの合計出力は351kW、約477馬力で、800Vシステムは最大400kWの急速充電に対応する。919kmを欧州WLTP基準と直接比較するのは適切ではない。試験方法が大きく異なるためだ。

セダンのi3ロングホイールベースはさらに先を行く。BMW中国の公式サイトはCLTCで1000km超、同じ800Vシステム、最大400kWの充電性能を謳っており、10分の充電で最大400kmの航続距離が加わるとメーカーは説明している。

この商用展開は、BMWにとって厳しい局面と重なる。BMWBLOGの元記事は、中国での30.2%の販売減を誤って上半期全体の数値として扱っていた。BMWグループの公式レポートによると、1月から6月の納車台数は26万1773台、減少率は20.4%。30.2%の下落は第2四半期単独のもので、その期間の納車台数は11万7815台まで落ち込んだ。

だからこそ8月21日は、単なる技術デモ以上の意味を持つ。BMWはiX3の実際の市販仕様と予約条件を明らかにしなければならない。次の節目は第4四半期。長尺版ネオクラッセが予約から中国の顧客への実際の納車へと移る段階だ。

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