この電気式ロールス・ロイスは数字が変わり続けている、その理由を誰も説明していない

この電気式ロールス・ロイスは数字が変わり続けている、その理由を誰も説明していない
Bisimoto
ドミトリー・ヤキン

600馬力の電気式ロールス・ロイス シルヴァー・シャドウがカリフォルニアで再び公の場に姿を見せた。ところがメーカー自身が同じ車について3つの異なる出力を公表している。

この600馬力の電気式ロールス・ロイス シルヴァー・シャドウ、実はもう見たことがあるはずだ—ただ、再び現れるとは思っていなかっただけで。カリフォルニアで開催されたカーウィークの期間中、この車が再び公の場に姿を見せた。とはいえ、まったくの新作というわけではない。BisimotoがこのSilver Shadowを1974年型セダンをベースに製作したのは、SEMA 2024の時点だ。当時Toyo TiresはBisi Ezeriohaによる完全電気式プロジェクトとしてこの車を披露していた。

現在Ezeriohaが公表しているスペックは、約600馬力、400ボルトアーキテクチャ、そしてLG Chem製のバッテリーパック2基(総容量70kWh)となっている。液冷式の電気モーターは最大18,500rpmまで回転し、充電はCCS方式。パワートレインの制御を担うのはAEM製VCU275コントローラーだ。

ここからが興味深いところだ。SEMA 2024に先立つToyo Tiresの公式発表では、まさにこのSilver Shadowについて639馬力、バッテリー容量66kWhという数字が示されていた。一方Bisimotoの公式サイトは現在、この車にちなんだグッズを「620馬力」の電気式ロールス・ロイスに関連するものとして紹介している。同じ1台の車に3つの数字—偶然だろうか。パワートレインが実際に再チューニングされたのか、それとも単に端数処理の方法が異なるだけなのか、現時点で説明はない。

ただし車体そのものは、ひと目でそれと分かる仕上がりを保っている。クラシックなSilver Shadowのボディに、エアサスペンション、鍛造Brixtonホイール、Toyo Proxesタイヤ、新しいレザー&アルカンターラの内装、そして電気式パワートレイン専用の計器類を組み合わせた構成だ。ちなみに白のChalk Whiteカラーも、この車の初披露の時から変わっていない。

次の公開イベントの予定はすでに決まっている。2026年8月29日、Toyo Tiresはアーバインで Shutter Space Collaborative Car Meet を開催する。SilvEV Ghostの再登場が本当に技術的なアップデートを伴うものなのか、それともBisimotoがおなじみのレストモッドに新たなお披露目の場を与えただけなのか、そこで分かることになりそうだ。

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