登場から30年を迎えるシボレー・エクスプレスが、ついにモデルチェンジを受ける。6月時点では業界筋も、2027年型は2026年型をほぼそのまま踏襲すると見ていた。GMオーソリティーによれば、標準でBluetoothを備えた7インチ(17.8cm)のシボレー・インフォテインメント・システム3のタッチスクリーンが搭載されるという。一方で、新プラットフォームや異なるボディ、最新のデジタルメーター類はこのバンには与えられなかった。しかも、これがエクスプレス初のタッチスクリーンというわけでもない。シボレーは2019年まで6.5インチのシステムを提供していた。
画面に関する情報は、2027年型エクスプレスの仕様ページでも裏付けられており、7インチディスプレイとBluetoothオーディオが明記されている。Yahooはアップル・カープレイとアンドロイド・オートが非搭載だと伝える一方、Carscoopsはより慎重に、対応の有無は単に未確認だと指摘している。確認時点で、2027年型エクスプレスの公式スペックはシボレーの公式サイトにまだ掲載されていなかった。
現行の車内を見なければ、この変更は小さく見えるかもしれない。2026年型エクスプレスは基本的なオーディオシステムのみで、Bluetoothはこれまで有料オプションを要することが多かった。だからこそ、この商用バンにとって標準タッチスクリーンの復活は、また一つの見た目だけの改良より実用的な意味を持つ。電話接続やストリーミング音声に、もう別解決策は要らない。
メカニズムは、判明している限り従来通りのようだ。シボレー・エクスプレスの公式カタログには、約280馬力・404Nmの自然吸気4.3L V6、または407馬力・629Nmの6.6L V8が用意され、いずれも8速「オートマチック」と組み合わされる。貨物仕様の2026年型エクスプレスは42,200ドルから、乗用仕様は47,950ドルから。シボレーは2027年型の価格をまだ公表していない。
このデザインの寿命は、実際のところ異例中の異例だ。エクスプレスは、外見を何十年も維持し続けるモデルの一覧に既に名を連ねている。現行世代は1996年型に遡り、目立った外観刷新は2003年に行われたのが最後だ。6月時点でもGMオーソリティーは、MY2027は目立った変更なしで登場すると報じていた。だからこそマルチメディアが、その後判明した最大の新要素になったわけだ。
旧アーキテクチャーを維持しているからといって、GMが現行車両群への対応を免れるわけではない。今夏、エクスプレスと姉妹車のGMCサバナは、ステアリングギアの固定不良を理由にリコール対象となった。2025〜2026年型については、米国内で26,541台の対象車両がある。
次の節目はもう間近だ。GMオーソリティーは、2027年型エクスプレスの生産開始予定日を2026年8月31日としている。それまでには、マルチメディア仕様とカープレイ/アンドロイド・オートの扱いも最終的にはっきりするはずだ。
リコールの詳細:NHTSAのキャンペーン番号は26V399、GM社内の参照番号はN262563570/N262563571。原因は、サプライヤーのネクスティア・オートモーティブの工場でのセンサー不良に起因する、ステアリングギア組立部の締め付け不足のナット。ナットが緩むと、運転手はステアリング操作の制御を失う恐れがある。所有者への通知書の発送は2026年8月10日に始まった。対応は、販売店での無料点検、および必要に応じたステアリングギア組立部の交換となる。