AutoDataによれば、オモダとジェイクーの車両3000台を積んだ船が12月中旬にブラジルへ到着する見通しだ。約7割は同国でブランド最安となるオモダ5 HEVのクロスオーバー。残りはEVのオモダ5に加え、オモダ7とジェイクー7が並ぶ。新興銘柄が新市場で存在感を築くうえで、このボリュームは決定打になりそうだ。

さらにサンパウロのモーターショーでは、同社が2026年に新型ジェイクー5とジェイクー8を投入する計画を確認した。参入以降の販売はすでに1万台超。2026年の目標は5万台で、ディーラーネットワークも100拠点へ拡大する構えだ。モデルを増やし、買える場所を広げる——狙いと歩調は理にかなっている。