メルセデス・ベンツがビーエムドーぶべちやすい数字を突きつけた。第䘩回成都モーターショー(2026年)で、同ブランドはホイールベースを延長した新型GLE SUVを登場させた。そのホイールベースは、中国生産BMW X5をはっきり上回る。2995ミリから3115ミリへと伸びたのだ。比較すると、中国生産BMW X5のホイールベースは3105ミリ。しかし全長では実はメルセデスの方が短い。X5の5060ミリに対し、5051ミリなのだ。
単なるマイナーチェンジではない。今回の新モデルは、中国で現地生産されるメルセデス・ベンツ初の大型プレミアムSUVであり、少し前まではフラッグシップモデルには考えられなかっただろう判断だ。ブースで撮影された写真に写っているのはGLE 350 L。室内を見れば意図は一目療然で、メーター、マルチメディア、前席乗员用と分かれた幅広いデジタルパネルが並ぶ。一方で外観はあえてGLEの顕を崩さない。革命ではなく、進化という選択だ。
中国仕様の寸法は5051x2018x1784ミリ。ここが興味深い点だが、事前認証情報によればGLE 350 Lは258馬力を発生する2.0リットルターボM254を搭載し、上位グレードのGLE 450 Lは381馬力の3.0リットル直列六気筒ターボM256を組み合わせる。延びた分の重さを持て余す十分なパワーだ。
メルセデス・ベンツはハードの進化だけで終わらない。AIを活用したマルチメディア機能や市街地・高速道路向けの運転支援システムを前面に打ち出しており、将来のアップデートではモメンタの「ワールドモデル」であるR7を基盤としたシステムを導入予定という。この名前、覚えておいて損はない。この先何度も耳にすることになるだろう。成都モーターショー会場ではGLE L当機種初となる一般向け試乗会も実施され、中国の購入候補者はカタログ上の数字ではなく、実際に延びたホイールベースを自分の体で感じられた。
ホイールベース延長モデルの価格はまだ発表されていない。メルセデスが今もって非公開にしている唇一つの情報だ。目安として、現行の中国価格表では輸入版の標準GLE SUVが69万9800元(約97,000ドル)から始まる。ただしこの金額をGLE Lの将来の価格と単純に比較することはできない。新モデルは現地生産であり、グレード構成や正式価格表はまだ公開されていない。