この6輪トラックは自分の飛行機を運ぶ——納車開始はもうすぐそこ

この6輪トラックは自分の飛行機を運ぶ——納車開始はもうすぐそこ
B.Naumkin / Tarantas.News
Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

ARIDGEの「陸上空母」Land Aircraft Carrierが、折り畳み式2人乗りeVTOLを自前の6輪トラックに載せて成都モーターショーに登場。Tarantas.Newsが間近で取材した。

モーターショーでこんなものが出てくるとは、誰も予想していなかった。第29回成都国際モーターショーでもっとも異彩を放つ出展車両のひとつは、自前の飛行体を積んで登場した。Tarantas.Newsの記者は、かつてXPENG AeroHTとして知られていたプロジェクト、ARIDGE Land Aircraft Carrierを間近で取材した。同社は今、独自ブランドとして飛び立とうとしている。

ARIDGE Land Aircraft Carrier
© B.Naumkin / Tarantas.News

地上モジュールは全長約5.5メートルの3軸6輪車。その使命はただひとつ、折り畳み式の2人乗りeVTOLを背負って運ぶことだ。

ARIDGE Land Aircraft Carrier
© B.Naumkin / Tarantas.News

車体には6x6駆動、後輪操舵、そしてガソリン式レンジエクステンダーと組み合わされた800Vのシリコンカーバイド・プラットフォームが搭載される。航続距離はCLTC基準で1,000kmを超えると謳われている。車内は4人乗りのまま——車体後部はまるごと飛行モジュール用のベイに充てられている。

ARIDGE Land Aircraft Carrier
© B.Naumkin / Tarantas.News

飛行体そのものは2人乗りで、6基のローターで浮揚する。操縦は手動と自動のいずれかを選べる。地上モジュールは同時に充電ステーションの役割も果たし、eVTOLのバッテリーを30%から80%まで約18分で充電できるという。燃料と電力をフルにしておけば、5〜6回の飛行に対応できるとしている。

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