2代目キア・テルライドが、Insurance Institute for Highway Safetyの最高評価を獲得した。2026年評価のTOP SAFETY PICK+だ。ただし、見落としやすい条件がある。IIHSが評価しているのは2027年モデルのテルライドで、受賞対象は2026年6月以降に生産されたクロスオーバーに限られる。
しかも、ボディ構造が弱いわけでも、衝突試験に失敗したわけでもない。理由はもっと地味だ。ヘッドライトである。初期生産のテルライドはヘッドライト性能が「Marginal」と評価された一方、後期生産車は最高のGood評価を獲得した。この変更こそがTOP SAFETY PICK+への扉を開いた。
主要な衝突試験では、テルライドに隙はなかった。スモールオーバーラップ前面衝突、更新版のモデレートオーバーラップ前面衝突、更新版の側面衝突でいずれもGood評価を獲得。標準装備の衝突回避システムも、他車への対応と歩行者試験の両方でGoodだった。
2026年のTOP SAFETY PICK+は妥協を許さない。3つの主要衝突試験すべてでGood、標準ヘッドライトは少なくともAcceptable、歩行者衝突回避はGood、車両対車両の前面衝突回避は少なくともAcceptableが必要だ。6月の改良後に生産されたテルライドは、この条件をクリアした。
そして、キアではテルライドだけではない。現在、K4、EV9、ソレント、スポーテージもIIHSの最高賞を獲得している。ただし、ここにも注意点がある。ソレントとスポーテージにも生産時期による制限があるため、モデル年だけではTOP SAFETY PICK+を保証できない。実際の生産日を確認する価値は大きい。
以前には、キアが9月14日にPV7を公開し、商用電気自動車ファミリーを拡大すると報じられていた。