新型ルノー・キャプチャーの内装と価格、走りを南ア市場で検証
南アで新型ルノー・キャプチャー発表。デジタルメーターと大画面、無線CarPlay/Android Auto、Espirit Alpineの快適装備搭載。1.3Lターボ154hp×7速DCT、6.6L/100km。価格と3グレード、4種ドライブモードも解説。Techno/Iconic/Espirit Alpineを網羅
新型Renault Capturは、デジタル式のメータークラスターを中心に据えたキャビンへと刷新された。必要な情報が視界に収まりやすく、見やすさで負担を感じさせない。インフォテインメント用の大きなタッチスクリーンはナビや音楽の設定が手早く済み、BluetoothとWi‑Fiで端末のペアリングもスムーズ。操作系は素直で、初めてでもすぐに馴染める作りだ。
車載システムはワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携が一段とスムーズになった。さらにEspirit Alpineでは前席シートヒーターを備え、気温が下がる場面で快適性を確かに引き上げてくれる。
南アフリカ市場では3つのグレードを用意。エントリーのTechnoが515,999ランド($28,500)、中間のIconicが544,999ランド($30,000)、最上位のEspirit Alpineが614,999ランド($34,000)となる。
パワートレーンは最高出力154hpの1.3リッターターボ。7速DCTオートマチックと組み合わせ、滑らかな変速と堅実な燃費を狙ったセットアップだ。平均消費はおよそ100kmあたり6.6リットルで、街中の移動から長距離までそつなくこなす数字に映る。
ドライブモードは“Comfort”“Eco”“Sport”“Personal”の4種類を用意。とくに“Personal”では好みに合わせて設定を細かく調整できる。選択肢の幅を広げつつ、日常での扱いやすさを損なわないバランスが好ましい。