DS 3の人気グレード「パフォーマンス ライン」が復活。装備、パワートレイン、価格まとめ
DS 3に「パフォーマンス ライン」が再登場。LEDライトや17インチAW、先進安全装備、アルカンターラ内装などを標準化。MHEV145hp/230NmとE‑Tense54kWhの主要諸元、WLTP400km航続、スペイン価格も紹介。
DSオートモビルが、DS 3のラインアップに「パフォーマンス ライン」を復活させた。価格、装備、そしてスポーティな佇まいのバランスが取れた“おいしい”仕様として支持を集めていたグレードだ。再編の過程で一度姿を消したものの、コンフィギュレーターに再登場し、スペインではすでに受注が始まっている。スタイルで魅せるコンパクトにとって、実に理にかなった戻り方と言える。

現行のDS 3は、パラス、パフォーマンス ライン、ジュール・ヴェルヌ、エトワールという構成。パフォーマンス ラインには、LEDライティング、17インチのアルミホイール、ダークティンテッドのリアウィンドウ、タッチスクリーン付きデジタルメーター、デュアルゾーンのエアコン、キーレスエントリー、前席シートヒーター、リアビューカメラ、前後パーキングセンサー、クルーズコントロール、レーンキーピング支援、e-Callを標準で備える。仕上げにはアルカンターラで整えたキャビンが用意され、クルマの性格にしっくり合う一体感をもたらしている。
パワートレインは2本立て。ベースは1.2リッターのターボに48Vマイルドハイブリッド(MHEV)を組み合わせ、145 hp、230 Nm、6速の自動化トランスミッション、前輪駆動という内容で、ECO分類を得ている。ゼロエミッション走行を求めるなら、電動のDS 3 E‑Tense。115 kW(156 hp)のモーターに260 Nm、54 kWhのバッテリーを搭載し、WLTPサイクルで最大400 kmの航続距離を公称する。
スペインでの価格(割引適用前)は、ハイブリッド145が€35,591、E‑Tenseが€42,891。