ノビテックがフェラーリ SF90 スパイダーの軽やかなリワークを公開した。手当ては控えめで、同社のSNSによれば外装とシャシーに絞られ、パワートレインには手を付けていない。すでに技術と演出で満ちたモデルだけに、この節度あるさじ加減はしっくりくる。

このスーパーカーは、4.0リッターのツインターボV8に3基の電気モーターを組み合わせ、合計986馬力を発生。0-100km/hは2.5秒、200km/hまではおよそ7秒で到達する。最高速度は340km/hで、クーペのSF90 ストラダーレに肩を並べる。

ノビテック、フェラーリ SF90 スパイダー
Novitec social media

今回の個体には、ローダウンされたサスペンションに加え、サイド下部へ控えめなエアロパーツ、リアにはダックテールが与えられた。足元は前後異径のヴォッセン製ホイールで固め、スポーツエキゾーストの装着も見込まれる。どの追加要素も挑発より洗練を選んだ印象で、見た目を引き締めつつ声高に主張しない。

ボディはイエローにグロスブラックのアクセントを合わせる。室内はブラックのレザーとアルカンターラにイエローのステッチを効かせ、標準仕様よりもカーボンファイバーの採用を増やしている。コントラストの強い配色が狙いをきっぱり示しながらも、全体のバランスは気持ちよく整えられている。