シボレーは2026年に新型カマロの投入に向けて動き出している可能性がある。6代目の生産が2024年に終了した際、GMはカマロの物語が終わったわけではなく、ひとまず幕間だとファンに伝えていた。ここにきて、その言葉を裏付けるように、生産計画の更新や一連の動きが復活の兆しを示しており、新世代ではセダンとして戻るとの観測も浮上している。

最も有力な手がかりは、次期キャデラックCT5の基盤となるAlpha 2-2プラットフォームだ。これは6代目カマロを支えたAlphaアーキテクチャの直系で、同プラットフォームでの生産体制を北米で備えるGMの工場は、いまもランシング・グランドリバー工場のみ。カマロにもこの基盤を活用できれば、製造コストを抑えつつ工場の稼働を厚くできる。パフォーマンスモデルが存在感を保つうえで、こうした共通化は理にかなっている。

さらにGMは、2026年のNASCARカップシリーズ向けにアップデート版のカマロZL1を披露し、量産復帰への期待を後押ししている。ただし、課題が消えたわけではない。盤石なプラットフォームと技術的な土台があっても、スポーティなクーペへの需要が下がり続けるなら、狙いを外すリスクは残る。新型カマロ投入の最終判断はまだ下されていないが、示唆の小出しや工場側の準備を見ていると、復活の現実味は確かに増しているように映る。