日本のチューナーKuhlが、またもや視覚効果に全振り。ランドクルーザー250を、等身大のトンカ・トイを思わせる姿に仕立ててきた——ただし本物で、泥にも即対応だ。プロジェクト名は“Blocker Iron Build(ブロッカー・アイアン・ビルド)”。デビューの舞台は東京オートサロン2026で、隣にノーマルのSUVが並べば、思わず小さく見えてしまいそうだ。

見どころは何よりスタンス。車高調整式サスペンションとJAOS製コンポーネントにより、ノーマル比で7インチ(178mm)も高く構える。最大地上高は15.7インチ(399mm)で、数値上はAMG G 63 4x4²すら上回るという。深リムの22インチKuhl Verz DR03に、迫力の37インチ・ヨコハマ Geolandar M/T G003を組み合わせ、威圧感をさらに際立たせている。

トヨタ ランドクルーザー250 / 自動車ニュース
Kuhl

外装も狙いは明快だ。スチール製バンパーとガードバー、ヘビーデューティなサイドステップ、直径70mmのチューブラーフェンダーフレア、ルーフラック、そして40インチのLEDライトバーを装備。リアはルーフスポイラーとテールゲートの別体パーツで攻めのムードを加速させる。並行して、バンパーやフレア形状を見直した“よりスポーティ”なFRPキットも用意中で、これは大阪オートメッセ2026(2月13~15日)でお披露目される予定だ。

重要なのは、アイアン・ビルドがショーの飾り物で終わらないこと。Kuhlはパッケージ単体でもコンプリート車でも販売する。第1号車は純正の2.7リッターガソリンを積むVXグレードがベースで、価格は約679万円。チューニングキット単体は約92万円となる。より道路向きの仕様では18インチホイールと穏やかなタイヤを組み合わせるが、それでもこのランドクルーザーを“控えめ”と呼ぶのはさすがに難しい。