Lucidは、Uber向けに開発中の自動運転ロボタクシー技術を、これからの量産EVの屋台骨に据える計画だ。同社は2027年までに、新型モデルで先進的な自動運転機能を提供できると見込んでいる。

ロボタクシーから量産車へ

UberやNuroと提携する米国ブランドは、今年カリフォルニアで稼働を始める完全無人タクシーの投入を準備中だ。そこで培う同じ技術を、次世代の量産電気自動車群の中核に据える構えである。

自動運転の新局面

Lucidの経営陣によれば、向こう1年で車両はレベル2++のシステムを得て、高速道路だけでなく市街地でもハンズオフ走行が可能になる見通しだ。2028年にはレベル3へ、さらに2029年には運転者を要しないフルレベル4へと段階を上げる計画としている。実現すれば日常域での使い勝手は一気に広がる。

Earthラインアップに賭ける

これらの革新を担う主力は、仮称Earthの新しいミドルサイズ・レンジだ。2027年のデビューを予定し、当初からカメラ、レーダー、ライダーを外観上の妥協なしに組み込める設計とする。

Lucidは自動運転を競争力の決め手と見据え、大胆な賭けに出ている。信頼性や資金面の課題を並行して乗り越えられれば、ロボタクシーで磨いた知見が、ニッチな立ち位置から主流へ押し上げるテコになり得る。ロードマップは野心的だが、筋は通っている。