マレーシアで販売中のXpeng G6は、現在RWD Long Range Pro、AWD Performance、AWD Black Editionの3仕様が用意されている。

この構成からすると、次に加わる可能性が高いのは後輪駆動のStandard Rangeだ。フェイスリフト前はベースグレードとして機能していたが、昨年10月のアップデート以降は姿を消している。最長航続距離を追うよりも、日々の使いやすさを重視するユーザーに刺さりそうな立ち位置である。

標準のRWD構成では、後輪に搭載された電気モーターが252 hp(248 hpまたは185 kW)と440 Nmを発生する。

新たなRWD Standard Rangeには68.5 kWhのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを採用し、他バリエーションの80.8 kWhパックよりコンパクトになる見込みだ。その結果、0–100 km/h加速やWLTP航続距離は上位のG6より控えめにとどまるが、絶対的な数値よりも気負いなく使える実務志向のパッケージに振っていると言える。通勤や日常移動が中心のユーザーにとっては、むしろ選びやすい解だろう。