アメリカの企業PaxPowerが、シボレー・シルバラード1500をベースにした異色のプロジェクトを公開した。同社は一般的なスーパーチャージャーを採用せず、強制吸気ではなく自然吸気の6.6リッターV8 L8Tエンジンを搭載。このエンジンはシルバラードHDの重モデルから流用されたもので、チューニング後、出力は約500馬力と推定されている。滑らかなトルク配信と信頼性が強調されている。

元々搭載されていた高走行距離の5.3リッターL84エンジンは修理ではなく、完全に交換された。PaxPowerによれば、新しいエンジンではDOD(可変排気量システム)とオートストップスタートシステムが無効化されている。これらはオーナーから懸念されることが多い機能だ。

PaxPower、シボレー・シルバラード1500
paxpower.com

シャシーもプロジェクト向けに改造され、フェンダーは拡張された。ミズーラ製のロングトラベルサスペンションは約11〜12インチのストロークを実現し、メソッドホイールと37インチのBFグッドリッチオフロードタイヤを組み合わせている。オーナーは一般的なフォックスユニットではなく、キング製ショックを選択。高速オフロード性能を優先する狙いだ。

さらに、このピックアップはオーバーランディングアドベンチャー向けに装備されている。サイドステップや荷台内の遠征キット(ルーフラックレールとテント付き)、ツールやギアを固定するMOLLEパネルを備える。外観は2019〜2022年式シルバラードのフロントエンド(フェイスリフト前)をそのまま残し、ADD製バンパーとバハデザインズ製ライティングで補完されている。