GMが新型シボレー・ボルトEVの生産期間延長を検討
GMは米国最安価EVの新型シボレー・ボルトEVの生産期間を延長する可能性を検討。需要次第で生産継続を視野に、手頃な価格設定と技術活用を解説。
ゼネラルモーターズ(GM)は、米国市場で最も手頃な価格の電気自動車とされる新型シボレー・ボルトEVの生産期間を延長する可能性がある。現在の計画では約18カ月間のみの生産を予定しているが、このスケジュールは見直されるかもしれない。
ボルトEVプロジェクトの主任エンジニアであるマンディ・ダマン氏は、この可能性に言及した。同氏は、モデルへの需要が高い状態を維持できれば、理論的には生産を継続できると示唆している。
ボルトEVが復活した主な理由の一つは、手頃な価格設定だ。このEVの基本モデルは、配送料を除いて27,600ドルからとなっており、米国で最も安価なEVとなっている。比較すると、日産リーフは約2,000ドル高く、他の手頃な価格帯のEVはすでに35,000ドルを超えている。
低価格にもかかわらず、シボレーはボルトEVが安っぽいモデルではないと主張する。手頃なコストは、他のGMモデルから既存の技術や部品を流用することで実現している。
限定的な生産期間のもう一つの理由は、GMのカンザス工場の近代化計画にある。フェアファックス組立工場では、後に新型ビュイック・エンビジョンクロスオーバーの生産を開始する予定で、これは現在中国から輸入されているモデルに取って代わることになっている。
現在の計画を維持すれば、ボルトEVの生産は2027年半ばに終了する。しかし、手頃な価格のEVへの需要が高ければ、GMはスケジュールを見直し、このモデルの組立ラインでの生産をより長く継続する可能性がある。