2026年北京オートショーで、プジョーはFIA世界耐久選手権向けに開発されたレーシングプロトタイプ、9X8ハイパーカーを公開した。同モデルのアジア初公開となり、2026年シーズン向けに一新されたリバリーをまとっている。

北京オートショー2026、プジョー9X8ハイパーカー
D.Novikov for Tarantas.News

プジョー9X8の最大の特徴は、従来のリアウイングを廃した点にある。ダウンフォースは複雑なボディとアンダーフロアの空力設計によって生み出され、クラス規定に準拠している。デザインにはブランドを象徴するコントラストの効いたグラフィックと、量産モデルを連想させるLEDエレメントが採用されている。

北京オートショー2026、プジョー9X8ハイパーカー
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パワートレインはハイブリッド方式で、ガソリンエンジンと電気モジュールを組み合わせ、全輪駆動を実現。この構成により効率が向上し、FIA WECの要件を満たしている。

北京オートショー2026、プジョー9X8ハイパーカー
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プジョー9X8は、ル・マン24時間レースで優勝を果たした905や908といった先代モデルのレガシーを受け継ぐ。この新型プロトタイプは国際競争を目指して設計され、ハイブリッドパワートレインと空力技術における同社の進歩を示している。

9X8の展示は、電動化を推進し、グローバルなモータースポーツでの存在感を高めるプジョーの広範な戦略の一環である。