ニューヨーク州警察は、最新のS650世代となるフォード・マスタングGTを19台、新たに車両に追加した。速度取締りを重点的に行い、道路上でのパトロールの視認性を高めるために使用される。

州警察は伝統的にSUVを好む傾向があるが、マスタングを選んだのはコスト削減が理由だ。クーペは約30%安価である。搭載されるのは、コヨーテファミリーの自然吸気V8で、オートマチックトランスミッションと組み合わされる。

標準仕様の最高速度は約155mphで、パフォーマンスパッケージを装着すると約166mphに達する。アップグレードされたサスペンション、ブレンボ製ブレーキ、リミテッド・スリップ・デフ、過酷な使用に対応する冷却システムが備わる。

一部の車両はすでに首都圏で運用を開始しており、残りは照明や通信機器、特殊装備を装着した上で、州全体に展開される予定である。

新たなパトロールカーは、STATE TROOPERの文字と州警察のエンブレムがあしらわれた黒の塗装が特徴だ。速度違反や危険運転の取締り強化が目的である。こうしたモデルはしばしばレースを連想させるが、ここでは交通監視と予防に使われる。