トヨタはルーミーで意外な引き換えを行った。安全装備は増えたのに、標準の画面はなくなった。改良型コンパクトミニバンは8月31日に日本で発売され、価格は1,830,400円から2,346,300円。しかも値上げだ。従来のルーミーXは1,742,400円からだったため、エントリーグレードは88,000円高くなった。
トヨタが強く打ち出すのは安全性だ。スマートアシストは、交差点で右折する際の対向車に加え、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者も検知できるようになった。運転席・助手席のサイドエアバッグと、前後席をカバーするカーテンシールドエアバッグも全グレードで標準装備となった。
最も大きく変わったのは最廉価のXだ。運転席センターアームレスト、運転席シートリフター、助手席シートアンダートレイ、オプティトロンメーター、TFTカラーディスプレイが追加された。ベースモデルは高くなったが、その一部は毎日使う装備の充実として実感できる。
ただし、ここに意外な落とし穴がある。従来標準だったディスプレイオーディオは廃止され、全車がオーディオレス仕様を基本とし、画面はオプションになった。GとG-Tには55,000円のパッケージも設定され、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが追加される。
カスタムGとカスタムG-Tには、新たなアナザースタイルパッケージも用意された。コンビシート表皮やメッキ加飾、追加の装飾が盛り込まれる。ボディカラーも見直され、グレーオリーブメタリックやブラックルーフとのツートーンが新たに加わった。
改良はこれで終わりではない。特別仕様のウェルキャブも後から同様の変更を受け、2026年11月2日に発売される予定だ。トヨタの公式発表は日本市場向けの内容となっている。
トヨタはこれ以前にも日本でピクシス エポックを改良し、スマートアシストの機能を拡充していた。