最難関の衝突試験を突破したモデルYに残った弱点はわずか二つ

最難関の衝突試験を突破したモデルYに残った弱点はわずか二つ
A. Krivonosov
Pavel Pavlov
著者: Pavel Pavlov

改良版モデルYは主要6項目すべてでGOODを獲得し、TOP SAFETY PICK+に選ばれた。ほぼ完璧な成績表に残った弱点はわずか2点だ。

ほぼ完璧な結果だ。それでも小さな弱点が二つだけ残った。改良されたテスラ・モデルYは、米国IIHSによる新たな試験シリーズを受け、最高賞のTOP SAFETY PICK+を獲得した。2026–2027年モデルのクロスオーバーは、この認定を左右する主要6項目すべてでGOOD評価を得ている。

モデルYはスモールオーバーラップと中程度オーバーラップの前面衝突試験を難なくクリアし、続いて更新された側面衝突試験にも挑んだ。この試験では、約1.9トンの変形バリアが約60 km/hで車両側面に衝突する。しかも好成績はそれだけではない。IIHSはヘッドライト、他車との衝突回避を支援する自動ブレーキ、歩行者衝突回避システムにも最高評価を与えた。

数値も説得力がある。更新された中程度オーバーラップ前面衝突試験では、ブレーキペダルの車室内への侵入量は60 mmだった。ステアリングコラムの上方向への移動はわずか10 mmで、後方にはほとんど動いていない。後席乗員ダミーの挙動も最高のGOOD評価を獲得した。

ただし、成績表が完全無欠というわけではない。シートベルトリマインダーはMARGINAL評価となった。IIHSは一部の警告音の継続時間が短すぎると判断し、さらに車両始動時に2列目のベルト装着状況を個別に示す視覚表示がないと指摘している。チャイルドシート用LATCH固定部は、下側アンカーがシートの奥に配置されすぎているためACCEPTABLE評価だった。

では結論はどうか。この二つの指摘があっても、テスラはTOP SAFETY PICK+を逃さなかった。シートベルトリマインダーとLATCH固定部の使いやすさに関する評価は、同賞の必須条件ではないからだ。衝突時の保護と事故回避という最重要分野では、改良版モデルYはIIHSの要求を最高評価で満たしている。

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