米国電気自動車メーカーのリビアンは、中型クロスオーバー「R2」の欧州市場投入を延期した。同社のウェブサイトでは2027年の発売を目指すとしていたが、現在はその目標年が削除されている。ドイツを含む欧州での販売開始時期は、具体的に明らかにされていない。

さらに、カナダでの発売も当初の2026年から2027年に延期された。一方、米国では春の発売を予定通り進めており、最終的な仕様と価格は3月に発表される見込みだ。国内市場への納入は第2四半期から開始され、税抜きベース価格は約4万5000ドル(約3万8000ユーロ)となる。

R2はリビアン初の大衆向けモデルで、全長4.7メートルのクロスオーバーだ。第2世代プラットフォームを採用しており、これは刷新されたR1SとR1Tにも共通する。駆動方式はシングルモーター、デュアルモーター、トリプルモーターの3種類から選択可能で、最上位グレードは0-60マイル加速を3秒未満で達成する。拡大容量バッテリーを搭載した場合、最大航続距離は300マイル(約480キロメートル)を超え、10%から80%までの充電に30分未満を要する。

リビアンは2026年に6万2000台から6万7000台の販売を目指している。2025年の実績は4万2247台で、前年比18%減となった。R2は2026年を代表する新型車のひとつとして期待されており、同ブランドの販売台数拡大に貢献すると見込まれる。