フォード・モーター・カンパニーが、メキシコで「コブラ」の名称に関する商標出願を行った。この文書は2026年2月9日、メキシコ産業財産庁(IMPI)に番号0119853553270で提出された。記載内容は「陸上車両、自動車エンジン、ステアリングホイール」をカバーしている。

この動きは、昨年4月と5月にフォードが英国と欧州連合で行った「コブラ」の商標登録に続くものだ。当時、同ブランドが「フォード・マスタング・コブラ」を復活させるのではないかとの憶測が流れたが、代わりに同社は「マスタング・ダークホースSC」を発表した。これはポニーカーの新たな最上位モデルである。

2026年デトロイト・オートショーで、フォードCEOのジム・ファーリーは、同社がマスタングの未来と新たな方向性に注力していると述べた。彼は、コブラやボスのような歴史的なモデルをフォードが高く評価していることに触れ、一部が復活する可能性を否定せず、具体的な計画はないと確認した。

結果として、コブラの名称が新モデルに使用されるのか、単に知的財産として保持されるのかは不明だ。しかし、各国での定期的な商標出願は、この伝説的な名称を保護するフォードの戦略的努力を浮き彫りにしている。2026年のスポーツカーファンにとって、これは将来的なラインナップ拡大の可能性を示唆するものかもしれない。もっとも、マスタング・コブラ復活に関する公式発表は一切行われていない。